
東日本大震災から、約15年という月日が経ちました。 時間が経つにつれて、当時の記憶や防災への意識が少しずつ薄れているという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、災害はいつ、どこで起こるかわかりません。
過去の災害では、「避難場所を決めていなかったために家族と1週間以上再会できなかった」「スマートフォンの充電が切れて安否確認ができなかった」といった悲しいケースが数多く報告されています。
いざという時、事前の備えがあなたとご家族の命、そしてその後の生活を守ります。 今回は、家族で確認すべき「3つの基本ルール」と、私たちスマートハーベストが「お金のプロ」の視点からおすすめする災害時の備えについて解説します。
家族で確認すべき3つの基本ルール
まずは、命を守るための基本的な行動を家族で共有しておきましょう。
① 避難場所と経路の確認
家族それぞれの日中の居場所(学校、職場など)から、最寄りの避難場所までの経路を確認しましょう。
- 複数ルートを想定する: 通行止めに備え、2つ以上のルートを考えておく。
- 危険箇所のチェック: ブロック塀や古い看板などがないか確認する。
- 災害の種類で場所を変える: 水害時と地震時で、安全な避難場所が異なる場合があります。ハザードマップ(被害予測地図)で確認しましょう。
② 連絡方法と集合場所
災害時は電話回線が混み合い、家族と連絡が取れなくなる可能性が高いです。
- 災害用伝言ダイヤル(171): 声のメッセージを録音・再生できるサービスです。使い方を家族で練習しておきましょう。
- 00000JAPAN(ファイブゼロジャパン): 災害時に無料開放される公衆無線LAN(Wi-Fi)です。これを知っておくと、通信制限を気にせず情報収集ができます。
③ 0次防災(ゼロじぼうさい)の徹底
「0次防災」とは、外出先で災害に遭うことを想定し、常に持ち歩く最低限の備えのことです。 普段使っているカバンに、以下のものを入れておきましょう。
- 常備薬、ばんそうこう
- モバイルバッテリー
- 小型ライト
- ホイッスル(笛)
【お金のプロの視点】災害時に困らない「お金」と「保険」の備え
ここからは、私たちスマートハーベストならではの視点で、災害時に生活を守るための「お金」の備えについてお伝えします。
1. 「小銭」を常に持ち歩く
「0次防災」の持ち物として、ぜひ「小銭(10円玉や100円玉)」を含む少額の現金を加えてください。 大規模な停電が起こると、普段使っているキャッシュレス決済(スマホ決済やクレジットカード)は一切使えなくなります。公衆電話を利用したり、自動販売機で飲み物を買ったりする際、小銭がまさに「命綱」となります。
2. 自宅に当座の現金を準備してお
災害直後は、銀行の店舗が閉鎖されたり、停電でATMが動かなくなったりする可能性があります。食料などの日用品を買うために、ご自宅にも「当面生活できる程度の現金(千円札を多めに)」を防災リュックなどに分散して保管しておくことをおすすめします。
3. 「インフレ」を見据えた火災・地震保険の確認
ご自宅の火災保険や地震保険、最後に内容を確認したのはいつでしょうか? 現在、日本を含む世界中で「インフレーション(物価が上がり続けること)」が起きており、建築資材の価格も大きく高騰しています。 そのため、「10年前に契約した保険の補償額では、いざという時に同じ家を建て直す資金が足りない」というリスクが高まっています。現在の建築コストに見合った補償額になっているか、一度見直すことが非常に重要です。
まとめ:新生活の時期こそ、防災について話そう
通学先や通勤先が変わるなど、生活環境が変化しやすいこの時期は、家族の防災ルールをアップデートする絶好のタイミングです。
命を守るための行動確認とあわせて、「お金の備え」や「保険の確認」もぜひ行ってみてください。 もし、「今の保険で本当に安心なのかわからない」「家計の備えについて専門家の意見が聞きたい」といったご不安があれば、いつでもスマートハーベストまでお気軽にご相談ください。