こんにちは、スマートハーベスト株式会社です。
皆さんは、ご自身のスマートフォンやパソコンのセキュリティ対策に自信がありますか? 「自分は大金持ちではないから狙われない」「怪しいメールは開かないから大丈夫」 もしそう思われているとしたら、少し危険かもしれません。
2025年9月18日、警察庁より「令和7年(2025年)上半期のサイバー空間をめぐる脅威の情勢」が公表されました 。このデータが、私たち金融のプロから見ても「過去に例を見ない」衝撃的な内容となっています。
今回は、この最新データをもとに、今そこにある危機と、あなたの大切な資産を守るための具体的な方法について解説します。
1. プロが驚愕した「被害データ」の正体
まず、今回発表された2025年上半期の主な被害状況をご覧ください。
【令和7年上半期 主なサイバー犯罪被害額】
- 証券口座不正取引:約5,780億円
- 特殊詐欺:約597億円
- SNS型投資・ロマンス詐欺:約591億円
- クレジットカード不正利用(1~3月):約193億円
いかがでしょうか。 「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺や、話題になった「ロマンス詐欺」も約600億円規模と甚大ですが、「証券口座不正取引」の被害額が約5,780億円と、桁違いに突出していることに気づきます 。
これは、従来の「人を騙してお金を振り込ませる」手口に加え、「資産運用口座そのものを乗っ取り、資金を不正に操作する」という手口が、過去に例を見ない規模で拡大していることを示しています 。
私たちがお手伝いしている「資産形成」の土台となる証券口座が、サイバー犯罪の最大の標的になっている現状は、決して看過できません。
2. なぜ今、被害が急増しているのか?

被害の認知件数と被害額は、グラフで見ても右肩上がりに増加しています 。なぜここまで犯罪が増え続けているのでしょうか。背景には、現代特有の要因があります。
- 「見えにくい」犯罪の恐怖 サイバー犯罪の最大の特徴は「匿名性」です 。犯人が誰なのか、どこから攻撃しているのか(多くは国境を越えています)が特定しづらく、被害に気づいた時には既に資産が流出しているケースが少なくありません 。
- 「闇バイト」による実行役の氾濫 SNSや匿名性の高いメッセージアプリが普及したことで、犯罪グループが実行役を容易に募集できるようになりました 。いわゆる「闇バイト」として若者などが集められ、強盗や詐欺の片棒を担がされるケースも確認されており、これが犯罪増加の一因となっています 。
3. 今日からできる「資産防衛」セキュリティ対策
「怖い」だけで終わらせてはいけません。サイバー犯罪は、正しい知識と日常的な対策でリスクを大幅に減らすことができます 。 以下の4つの対策を、今すぐチェックしてみてください。
- 怪しいリンクは「絶対」に触らない フィッシングメールや不審なSMS(ショートメッセージ)のリンクはクリックせず、必ずブックマークや公式アプリからログインする癖をつけましょう 。
- 認証の「鍵」を二重にする パスワードを複雑にするのはもちろんですが、それだけでは不十分です。「二段階認証(ログイン時にスマホに届くコードなどを入力する仕組み)」を必ず有効にしてください 。これだけで、乗っ取りのリスクは劇的に下がります。
- SNSの「うまい話」は無視する 「高収入」「即日現金化」といった甘い言葉は、あなたを犯罪の加害者(闇バイト)や被害者に引きずり込む罠である可能性が高いです 。
- 基本の徹底 OSやセキュリティソフトを常に最新の状態に保ち、万が一に備えてバックアップを取っておきましょう 。
まとめ:資産を守るのも「投資」の一部です
インターネットは私たちの生活に欠かせないものですが、そこには常にリスクが潜んでいます 。 一生懸命築き上げた資産が一瞬で失われないよう、「セキュリティ対策も資産運用の一部」と捉え、防御力を高めていきましょう。
【もしも被害に遭ってしまったら?】 万が一、不正利用や被害に気づいた場合は、速やかにカード会社や金融機関へ連絡し利用停止の手続きを行ってください。同時に、警察のサイバー犯罪相談窓口やフィッシング対策協議会などの公的機関へ相談しましょう 。早めの行動が被害拡大を防ぎます。
スマートハーベスト株式会社では、資産を「増やす」だけでなく「守る」ための情報発信も行っています。 もし、資産管理のセキュリティや運用についてご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。